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ジョンソン首相、第2次政権を始動 小規模人事、「和解」戦略か

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13日、エリザベス英女王とバッキンガム宮殿で面会後、首相官邸に戻ったジョンソン首相=ロンドン(ゲッティ=共同)
13日、エリザベス英女王とバッキンガム宮殿で面会後、首相官邸に戻ったジョンソン首相=ロンドン(ゲッティ=共同)

 【ロンドン=板東和正】英国のジョンソン首相は16日、総選挙での与党・保守党の圧勝を受けた閣僚人事を発表し、第2次政権を始動させた。公約に掲げる来年1月末までの欧州連合(EU)離脱を優先するため、16日の閣僚人事は一部にとどめた。ジョンソン氏は離脱実現後の同2月以降に大規模な内閣改造を検討している。

 ジョンソン氏は、総選挙に出馬しなかったEU残留派のモーガン文化相を留任させた。総選挙の出馬を見送った議員を閣僚に留任させる人事は異例。モーガン氏は首相権限で、非公選制の上院議員に任命された。

 ジョンソン氏は来年1月末の離脱に向け、離脱派、残留派双方の国民の「和解」を呼びかけている。保守党関係者は「モーガン氏をあえて閣僚に残す人事は、残留派の国民の反発を和らげるための戦略の可能性もある」と分析する。

 元側近の不祥事などをめぐる問題で前任者が11月に辞任し空席となっていたウェールズ相には、ハート下院議員を充てた。

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