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デモ再燃、死者63人に イラク、開始から2百人超

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イラク・バグダッドで、死亡した反政府デモ参加者のひつぎを運ぶ人たち=10月25日(ロイター)
イラク・バグダッドで、死亡した反政府デモ参加者のひつぎを運ぶ人たち=10月25日(ロイター)

 イラクの首都バグダッドなど各地で25日に反政府デモが再燃、現地メディアによると、治安部隊との衝突などによる死者は26日までに63人となった。負傷者は約2600人。政府の汚職などに反発する若者らのデモは1日に始まり、フランス公共ラジオによると、これまでの死者は220人に達した。

 デモは、イラク多数派のイスラム教シーア派が多い南部ナシリヤなどで激化し、政府庁舎などが放火されている。シーア派指導者サドル師は26日、アブドルマハディ首相の辞任を改めて求めた。

 イラクは2003年のイラク戦争でフセイン独裁政権が崩壊。その後、シーア派やスンニ派、北部のクルド人自治区など各政治勢力が権力を分散して統治する民主制が導入された。しかし、各勢力の政治指導者らがそれぞれ、豊富な石油収入を独占して市民に行き渡らず、若者らの不満が拡大している。

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