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ルクセンブルク首相「離脱は悪夢」と英首相を痛烈に批判 

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 【ロンドン=板東和正】英国のジョンソン首相は16日、ルクセンブルクを訪問し、欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長および同国のベッテル首相とそれぞれ会談した。ベッテル氏は会談後、混迷が続く英国のEU離脱問題を「悪夢だ」とし、経済への影響が大きい「合意なき離脱」の回避を模索するEUとの交渉で具体案を示さなかったジョンソン氏を非難した。

 ジョンソン氏は、メイ前首相がEUとまとめた離脱協定案を修正できなければ、合意がなくても10月末に離脱する方針を示している。EUによると、ジョンソン氏はユンケル氏との会談で協定案の明確な修正案を示さず、合意なき離脱に陥るリスクは依然として高い状況だ。

 ベッテル氏はジョンソン氏について、「(EUと協議する)時間は限られている。無駄にせず、行動しろ」と痛烈に批判した。また、英国民は離脱問題の着地点が分からない状態に置かれているとし、「これは悪夢だ」と指摘した。

 ジョンソン氏はベッテル氏との会談後に共同記者会見を予定していたが、会場付近で離脱反対派の市民らが抗議活動を行ったため、急遽(きゅうきょ)欠席した。

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