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露印、北極圏開発の協力で合意 東方経済フォーラム開幕

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4日、ロシア・ウラジオストクに到着したインドのモディ首相(タス=共同)
4日、ロシア・ウラジオストクに到着したインドのモディ首相(タス=共同)

 【ウラジオストク=小野田雄一】ロシア極東への投資促進を図る露主催の国際会議「第5回東方経済フォーラム」が4日、極東ウラジオストクで6日までの日程で開幕した。プーチン大統領は4日、初参加となるインドのモディ首相と会談し、北極圏開発に向けた協力促進などで合意した。5日には安倍晋三首相とプーチン氏による首脳会談のほか、参加各国の首脳が参加する全体会合も予定されている。

 プーチン氏とモディ氏は4日、会談に先立ちウラジオストク近くの造船所を訪れ、露原子力砕氷船の模型を見学。ロシアは北極海航路を利用した液化天然ガス(LNG)のアジア輸出を拡大させる方針で、新型砕氷船の建造を進めている。

 プーチン氏は会談後、モディ氏との共同記者会見で「インドはロシアの最も重要なパートナーの一国だ」と指摘。モディ氏も「(世界の)安定のためには多極化が必要だ。その実現のために両国の協力が不可欠だ」と述べた。

 両首脳は共同声明を採択し、北極圏や極東の開発に向けた協力や、経済・軍事分野の協調を進めることで合意。北朝鮮情勢やアフガニスタン情勢、イラン核問題などで平和的解決を求める方針も確認した。

 ロシアはフォーラムで、中国や日本といった極東地域の周辺国に加え、インドなどアジア諸国との経済協力を進めることを狙う。露メディアによると、今年のフォーラムの参加者は、約50カ国の約5千人。

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