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ロシア「平和条約、期待せず」 4日から露極東で東方経済フォーラム

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ウラジオストク
ウラジオストク

 【ウラジオストク=小野田雄一】ロシア極東への投資促進を図る国際会議「東方経済フォーラム」が4日、極東ウラジオストクで開幕する。開催は5回目で、期間中の5日には日露首脳会談も予定される。日露平和条約交渉の停滞を打破できるか注目されるが、ロシア側は交渉進展に否定的な見方を示す。今年のフォーラムにはインドのモディ首相も初めて出席する。

 露外務省のモルグロフ外務次官は3日、記者団に「日露首脳会談で平和条約締結問題の進展は期待していない。両国の立場には本質的な隔たりがある」との認識を示した。

 プーチン露大統領は極東の発展を重要政策に掲げてきたが、目立った成果は出ていない。同氏はフォーラムで極東への大規模投資をアピールし、低下傾向にある支持率の回復や、8日に予定される統一地方選での勝利につなげたい考えだ。

 今回はマレーシアのマハティール首相とモンゴルのバトトルガ大統領も出席する予定。6日までの期間中には経済協力や地域の安全保障問題が議論される。日米が「自由で開かれたインド太平洋戦略」を進める中、事実上の主賓となるモディ氏の動向が焦点だ。

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