PR

東証へのサウジアラムコ上場案が再浮上 米紙報道

PR

サウジアラビア南東部・シェイバ油田にあるサウジアラムコの石油貯蔵施設=2018年5月(ロイター)
サウジアラビア南東部・シェイバ油田にあるサウジアラムコの石油貯蔵施設=2018年5月(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は29日、サウジアラビアの国営石油企業サウジアラムコが2020年以降、新規株式公開(IPO)について東京証券取引所に上場する案が再び浮上していると報じた。世界最大の石油会社であるアラムコの企業価値は2兆ドル(約213兆円)ともされ、欧米やアジアの取引所が誘致に手を挙げていたが、東証はいったん候補から外れたといわれていた。

 同紙によると、アラムコはIPOについて、まず年内にサウジ国内の証券取引所に上場後、2020~21年に外国市場に上場する案を検討している。候補として有力視されていた英国や中国が、政治の行方が不透明になったことで魅力が薄れたため、アラムコは東証を2番目の上場先にする計画に傾いているという。英国の欧州連合(EU)離脱や、逃亡犯条例改正問題をめぐり混乱が続く香港の情勢が上場の判断に影響を与えているとみられる。 

 日本取引所グループ(JPX)は投資家を呼び込む起爆剤にするため、東証への上場誘致に力を入れていたが、日本は上場の選択から外れたとみられていた。

この記事を共有する

おすすめ情報