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ウクライナ新内閣が発足 ロシアとの対話模索へ

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ウクライナで新内閣が発足し、拍手するゼレンスキー大統領=29日(ロイター)
ウクライナで新内閣が発足し、拍手するゼレンスキー大統領=29日(ロイター)

 【モスクワ=小野田雄一】先月の総選挙で選出されたウクライナ最高会議(議会、定数450)が29日、首都キエフで初招集された。ゼレンスキー大統領は、弁護士出身で大統領府副長官のホンチャルク氏(35)の首相就任をはじめとした新内閣人事案を議会に提出。議会も承認した。新内閣が発足し、ゼレンスキー氏は今後、本格的な政権運営に入る。

 喜劇俳優出身のゼレンスキー氏は5月に大統領に就任したものの、当時は議会はポロシェンコ前大統領らの支持勢力が多数派を占め、ゼレンスキー氏は思い通りの人事や法案審議ができない状況だった。しかし7月に行われた前倒し議会選で、それまで議席を持たなかったゼレンスキー氏の与党「国民のしもべ」が単独過半数の254議席を獲得。ゼレンスキー氏の意向に沿った新内閣を組織できる基盤が整っていた。

 新内閣の成立を受け、ゼレンスキー氏は今後、事実上の戦争状態が続く隣国ロシアとウクライナが実質的な「人質」として互いに拘束し合っている刑事被告人らの交換や、ウクライナ東部で続く親露派武装勢力との紛争の収束に向け、ロシアとの対話を本格的に模索するとみられている。

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