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北の飛翔体、英仏独が「度重なる挑発的発射」と非難 安保理声明は出ず

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 【ニューヨーク=上塚真由】北朝鮮が24日に短距離弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体2発を発射したことを受け、国連安全保障理事会は27日、英仏独の3カ国の要請により非公開の会合で対応を協議した。英仏独は「度重なる挑発的発射」を安保理決議違反として非難する共同声明を出した。安保理としての声明は調整されなかった。

 北朝鮮は7月以降、短距離弾道ミサイル発射を含む飛翔体を相次いで発射。安保理決議はいかなる弾道ミサイル発射も禁じている。これに対し、北朝鮮との非核化交渉を進めるトランプ米大統領は短距離弾道ミサイルを問題視しない姿勢を示している。

 安保理はこの日、中東問題の会合の「その他の案件」として北朝鮮問題を討議。英仏独は安保理として北朝鮮のミサイル発射を見逃さない姿勢を示すとともに、米国に配慮して、公開の緊急会合ではない形で協議を要請したとみられる。

 ドイツのシュルツ国連次席大使が共同声明を読み上げ「北朝鮮は完全かつ検証可能で不可逆的な非核化に向け、具体的な一歩を踏み出さなければならない」と強調。北朝鮮に対し、米朝首脳が6月に合意した実務者による交渉再開に取り組むよう要求した。

 安保理は1日にも、英仏独の要請を受けて、北朝鮮による飛翔体発射について「その他の案件」として対応を協議した。

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