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イラン外相をG7開催地に“電撃招待” 仏が米に歩み寄り促す

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ビアリッツ空港に駐機中のイランの政府専用機=25日、フランス南西部(ロイター)
ビアリッツ空港に駐機中のイランの政府専用機=25日、フランス南西部(ロイター)
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 【ビアリッツ(フランス南西部)=三井美奈】先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)が行われている仏ビアリッツで25日、サミット議長のマクロン仏大統領がイランのザリフ外相と会談した。「電撃」会談の演出で、イランと対話を進める欧州の姿勢を示し、対イラン圧力を強める米国に歩み寄りを促した。

 ザリフ氏の来訪は事前の予定にはなかった。25日、仏政府の招待でビアリッツ入りし、同日夜に帰路に着いた。ザリフ氏はツイッターで、ドイツ、英国の高官とも接触したことを明らかにした。

 仏紙フィガロによると、マクロン氏は24日の夕食会の際、トランプ米大統領ら各国首脳にザリフ氏の招待について話したという。トランプ氏はザリフ氏のビアリッツ来訪について記者団に聞かれ、「ノーコメントだ」と応じた。

 メルケル独首相は「ザリフ氏の招待は、G7の枠組み外で行われた。(サミットの)論議を踏まえ、対話の可能性を探る必要がある」と述べた。イラン危機への対応で米欧が対立する中、G7首脳は24日、(1)イランに核保有させない(2)地域の安定を求める-の2点で合意した。

 サミットは25日までに、世界貿易機関(WTO)改革の必要性で大筋合意した。26日に閉幕する。

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