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米英首脳が初会談 FTAへ作業部会で一致

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仏南西部ピアリッツの会談場所に到着したトランプ米大統領(右)とジョンソン英首相=25日(ロイター)
仏南西部ピアリッツの会談場所に到着したトランプ米大統領(右)とジョンソン英首相=25日(ロイター)

 【ビアリッツ=塩原永久】トランプ米大統領とジョンソン英首相が25日、G7サミットに合わせて初めて会談した。両首脳は、英国の欧州連合(EU)離脱後、早期の自由貿易協定(FTA)締結を目指す方向で一致。トランプ氏は交渉を「極めて早く」妥結できるとの期待感を示した。

 トランプ氏は7月に就任したジョンソン氏への親近感を隠さず、10月末にEU離脱を強行するとの同氏の立場を支持してきた。イラン問題などで米欧の不協和音が目立つ中、ジョンソン氏の立ち位置はサミットの行方に一定の影響を与えそうだ。

 トランプ氏は会談冒頭、両国の進めるFTA交渉について「われわれが過去に達したものより、はるかに大きな貿易協定になる」と発言。ジョンソン氏は「難しい協議がこの先にある」と応じた。米英の共同声明によると、両首脳は経済関係強化に向けた閣僚級の作業部会を設けることで一致した。

 共同声明によると、両首脳は「イランが(ペルシャ湾で)航行の自由に及ぼす脅威」を討議。香港での大規模デモや、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)をめぐる問題も議題になった。

 英国はイラン核合意の維持をめざす一方、米国がホルムズ海峡の安全確保を目的に提唱する「有志連合」に参加するとしている。米中貿易摩擦について、ジョンソン氏は25日の米英会談で「英国は貿易の平和を好み、自由貿易の恩恵を受けている」と語った。

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