PR

GSOMIA破棄 坂元一哉・大阪大教授「理性を欠く判断」

PR

大阪大の坂元一哉教授
大阪大の坂元一哉教授

 韓国が日本とのGSOMIAを破棄すると判断したのは驚きだ。米国は破棄に反対だと韓国に伝えていたので不快に感じるだろう。朝鮮半島の平和と安定に最も影響力を持つ米国との関係が悪化すれば困るのは韓国で、理性を欠く判断だ。

 韓国は日本に対してけんか腰だ。輸出管理の厳格化だけでなく慰安婦、自衛隊哨戒機へのレーダー照射、いわゆる徴用工問題などへの対応も関係を良くしたいと思っているように見えない。感情で外交をやっている。

 怒れば日本の対応が変わると考えているのかもしれないが、怒られたからといって日本が対応を変えれば日本外交が立ちゆかない。韓国に対応を変えてもらわなければいけない。

 日米韓の情報共有はGSOMIAが締結された2016年11月より前の段階に戻る。実務上の問題に加えて、情報連携もできていないという現実が抑止力に与える悪影響は大きい。韓国には、米国主導の安全保障を支えているのは日本だということも理解してもらわなければいけない。

 日本は韓国が変わるのを待ち、その間につまずきが生じないよう注意深い対応が必要だ。(平田雄介)

この記事を共有する

関連トピックス

おすすめ情報