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キルギス前大統領を拘束 特殊部隊が支持勢力と銃撃戦

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8日、キルギス首都ビシケク郊外にあるアタムバエフ前大統領の自宅周辺で拘束作戦に当たる治安当局者ら(タス=共同)
8日、キルギス首都ビシケク郊外にあるアタムバエフ前大統領の自宅周辺で拘束作戦に当たる治安当局者ら(タス=共同)

 【モスクワ=小野田雄一】イタル・タス通信によると、中央アジア・キルギスで8日、同国の特殊部隊が、2017年に退任したアタムバエフ前大統領の身柄を拘束した。特殊部隊は7日、拘束作戦に着手。首都ビシケク近くの同氏宅では同日、特殊部隊と同氏の支持勢力との間で銃撃戦を含む衝突が起き、特殊部隊員1人が死亡、50人超が負傷した。

 アタムバエフ氏には複数の汚職の嫌疑があり、キルギス議会は6月末、同氏の不逮捕特権などの剥奪を決定。同氏は嫌疑を否定し、強制的な拘束には抵抗する意向を示していた。

 拘束作戦時の銃撃戦や死傷者の発生などを受け、ジェエンベコフ大統領は「拘束への抵抗は明確な違法行為だ」とアタムバエフ氏を非難した。

 アタムバエフ氏はバキエフ政権崩壊後の11年の大統領選で勝利し、17年まで大統領を務めた。17年の大統領選では同氏の支持を受けたジェエンベコフ氏が野党候補を破って勝利したが、その後は両氏の政治的対立が伝えられていた。

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