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英、有志連合参加へ 米政権寄りに方針転換

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英保守党のボリス・ジョンソン新党首=7月23日、ロンドン(ロイター)
英保守党のボリス・ジョンソン新党首=7月23日、ロンドン(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】英政府は5日、米政府が結成を目指すイラン沖・ホルムズ海峡でのタンカー護衛のための有志連合に参加すると発表した。参加表明は英国が初めて。トランプ米大統領と蜜月の仲とされるジョンソン英首相が米寄りのイラン政策に方針を転換した可能性がある。

 英国のウォレス国防相は5日、記者団に「ホルムズ海峡での不正な脅威から英国の船舶を確実に守ることを決めた」と有志連合への参加理由を説明した。

 英政府は、ジョンソン氏が首相に就任する直前の7月22日、欧州諸国と連携して独自にホルムズ海峡で船舶を保護する方針を表明し、有志連合とは一線を画す考えを示していた。ただし、ラーブ英外相は5日の声明で、米政権が離脱したイラン核合意にはとどまる方針を発表した。

 英領ジブラルタル沖で7月4日、英側がイランの大型タンカーを拿捕(だほ)したのを受け、同月19日、イラン革命防衛隊が英国の石油タンカーを拿捕。両国関係は緊張状態にある。

 有志連合をめぐっては、米国が日本を含むアジアや欧州、中東などの60カ国以上に参加を要請。ドイツは不参加を明言した。

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