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モスクワで4週連続デモ、300人拘束 市議会選不正疑惑に抗議

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 【モスクワ=小野田雄一】9月に予定されるモスクワ市議会選(定数45)の候補者排除に抗議するデモが3日、ロシアの首都モスクワ中心部で行われた。週末のデモは4週連続。露警察当局はデモに厳しい措置を取る姿勢を強めており、露人権監視団体によると、同日午後4時時点で参加者300人超が拘束された。

 この日のデモは、市議会選から排除された候補者らが参加を呼びかけ、市当局の許可を得ずに実施。7月27日に行われた同様の無許可デモには1万人以上が参加したとみられ、千人以上が拘束された。

 当局側はこれまで、拘束者には原則的に罰金などの行政罰で対応。しかしデモが拡大する中、事態沈静化を図る当局側はより罰則の重い刑事罰の適用を拡大していく方針を示している。

 モスクワ市議会選をめぐっては、反政権派指導者のナワリヌイ氏周辺の活動家ら10人以上が、候補者登録に必要な有権者の署名5千人分を市選管に提出したものの、市選管は「署名の偽造」を理由に登録を却下。反政権派の議席獲得を阻止したい政権側の意向を受けた市選挙管理委員会が、有効な署名を故意に無効とした疑いが指摘されている。

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