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韓国首相「日本は一線越えた」 輸出優遇除外 大使館前で反日デモ

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国連軍参戦の日の式典で演説する韓国の李洛淵首相=7月27日、ソウル(聯合=共同)
国連軍参戦の日の式典で演説する韓国の李洛淵首相=7月27日、ソウル(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】日本政府が輸出管理で優遇措置を適用する「ホワイト国」からの韓国除外を閣議決定したことについて、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相は3日の臨時閣議で、半導体材料などの輸出管理強化に続く「第2の報復だ」とし、「日本は越えてはならない一線を越えた」と強く批判した。

 李氏は日韓両国や世界の自由貿易・経済協力を脅かし、日米韓の安全保障体制に亀裂をもたらすとし「断固、対応せざるを得ない」と強調した。また、日本の措置の「不当性」を世界に知らしめ、「無謀な措置を1日も早く撤回するよう米国など国際社会と共に努力していく」と述べた。

 一方、3日付の韓国各紙は日本政府の決定を1面トップで大きく報じた。各紙は「(日韓関係を)破局へ追い込む安倍(晋三首相)」(朝鮮日報)、「破局を選んだ安倍。出口なき長期戦へ」(ハンギョレ紙)、「貿易の武器化は卑劣な手法」(東亜日報)などと、一様に日本に批判的な論調が目立った。

 日本政府の決定を韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「非常に無謀な決定だ」と非難し、「われわれは二度と日本に負けない。十分、日本に打ち勝てる」と国家的危機を訴え国民に団結を呼びかけている。

 3日、ソウルの日本大使館前では日本に抗議するデモが行われた。夜には、大使館前に置かれた慰安婦像の周辺などに、市民団体の呼びかけに応じた人々が集まり、大規模な反日抗議集会を開いた。

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