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米中貿易協議が終了、双方の不信目立つ 次回は9月に米国開催

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 【上海=西見由章】米国と中国の両政府は31日、上海で2日目の閣僚級貿易協議を終えた。中国商務省の発表によると、双方は経済貿易分野の「重大な問題」について「率直で建設的な意見交換」を行った。次回協議は9月に米国で行うことも明らかにした。ただ交渉決裂から3カ月ぶりに協議が再開されたものの大きな進展はうかがえず、今後も難航しそうだ。

 今回の協議では中国による米農産品の購入についても議論した。中国側は見返りに通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する禁輸緩和を求めているが、双方の不信感は根深く駆け引きが激化している。

 協議には中国から劉鶴副首相のほか鍾山商務相や中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁、米国は通商代表部(USTR)のライトハイザー代表、ムニューシン財務長官らが参加。30日夜のワーキングディナーに続いて、31日は上海市内の迎賓館で本格協議に臨んだ。

 トランプ米大統領は30日にツイッターで「(米農産品購入の)兆候がない」などと中国を批判。これに対して中国外務省の華春瑩(かしゅんえい)報道官は31日、「笑うしかない。1年余りの交渉で言行不一致を続けてきたのはだれなのか」と反発した。

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