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米独首脳会談 民主党討論会よりも「メルケル氏との方がまし」とトランプ氏

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会談するトランプ米大統領(左)とメルケル独首相=28日、大阪市(AP)
会談するトランプ米大統領(左)とメルケル独首相=28日、大阪市(AP)

 トランプ米大統領は28日、大阪市で行われたドイツのメルケル首相との会談の冒頭、米南部フロリダ州マイアミで開かれている大統領選の民主党候補討論会に言及し、「大して面白くない。あなた(メルケル氏)と時間を過ごしている方が討論会を見るよりましだ」などと述べた。

 トランプ氏は、民主党候補らが米国に不法入国した移民に公的保険を全面適用する案について議論していたと指摘し、「残念ながら、米国民に何をするかについては話していなかった。良くないことだ」などと批判した。

 一方、メルケル氏は一連の言及に対して一切表情を変えず、具体的な反応も示さなかった。

 米ホワイトハウスによると米独首脳は、「中東におけるイランの危険な行動」やシリアの安定化、西アフリカの人道危機、ウクライナの経済改革支援などについて話し合った。両首脳はまた、米中の貿易交渉に関し、世界経済の公正な基準づくりなどに関しても意見を交換したとしている。

 トランプ政権がイランに対して強硬姿勢を強めるのに対し、メルケル氏は米国とイランの双方に「政治的解決」を呼びかけていた。

 両首脳はまた、北大西洋条約機構(NATO)加盟国による国防費負担引き上げの問題についても話し合ったとみられる。

 トランプ氏は会談に先立つ26日、FOXビジネスの番組に電話出演し、ドイツが国防費負担を2024年までに国内総生産(GDP)比2%以上に引き上げる目標が達成困難となっていることに不満を表明していた。(黒瀬悦成)

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