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韓国大統領がG20訪日で安倍首相との会談に期待

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政府高官らを集めた会議に出席した韓国の文在寅大統領(右)=4月29日、ソウル(韓国大統領府提供・共同)
政府高官らを集めた会議に出席した韓国の文在寅大統領(右)=4月29日、ソウル(韓国大統領府提供・共同)

 【ソウル=名村隆寛】就任から10日で2年となった韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、KBSの対談番組(9日夜放送)で、6月28日に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に出席する意向を示し、「訪日を機に安倍晋三首相と会談できればよいと思う」と述べた。

 文氏は「日本の新天皇の即位を契機に韓日関係が発展すればいいという希望を持っている。韓日関係は非常に重要であり、未来志向的に発展していくべきだと思う」と語った。

 一方で文氏は「歴史問題が時には両国関係の発展を妨げている。これは決して韓国政府が作り出している問題ではない」と韓国側による歴史問題の蒸し返しを否定。「過去の不幸のため、韓日基本協定(日韓基本条約)が締結されたが、国際規範や人権意識が高まり、少しずつ過去の傷が表出している」と指摘した。

 文氏は「歴史問題のために未来志向の協力関係が損なわれぬよう、両国政府が知恵を集める必要がある」とする一方、「日本の政治指導者らがむやみに歴史問題を国内の政治的問題として扱うため、歴史問題が未来志向的な発展を繰り返し妨げている」とも述べた。

 いわゆる徴用工や慰安婦の問題をめぐり、日本政府は韓国政府に合意や協定の順守、履行を求め続けている。しかし、文氏は韓国側の日本との約束履行や、歴史問題を政治的に利用し続けてきた事実には触れなかった。

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