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米中貿易協議が再開 妥結目指し詰めの協議

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 【北京=西見由章】米中両政府は30日、北京で閣僚級貿易協議を再開した。中国側からは劉鶴副首相、米側はライトハイザー通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官らが参加し、追加関税の撤廃範囲や合意事項を中国に順守させる仕組みなど、主張の隔たりが残る分野を中心に詰めの交渉を行う。

 5月8日には劉鶴氏が訪米して協議を継続する。ムニューシン氏は4月29日放送の米テレビ局のインタビューで、2回の協議で交渉を妥結させたい意向を示しつつ「まだ多くのやるべきことが残っている」と述べた。同氏は30日、滞在先の北京のホテルで「実質的な進展が得られることを期待する」と記者団に語った。

 トランプ米大統領は25日、中国の習近平国家主席が「(ホワイトハウスを)近く訪れるだろう」と発言。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、貿易協議が実質的に妥結した場合、6月にも米中首脳がワシントンで会談するとの関係者の見通しを伝えた。ただ中国側は、昨春に妥結しかけた貿易協議が白紙になったこともあり「トランプ大統領は不確実」(胡春華副首相)と慎重な姿勢を崩していない。

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