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ベネズエラ情勢安保理会合 ペンス副大統領「グアイド氏を正統な大統領に」

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記者会見するペンス米副大統領=10日、ニューヨークの国連本部(AP)
記者会見するペンス米副大統領=10日、ニューヨークの国連本部(AP)

 【ニューヨーク=上塚真由】国連安全保障理事会は10日、政情不安が続く南米ベネズエラをめぐる公開会合を開いた。会合に出席したペンス米副大統領は、野党連合出身のグアイド国会議長を正統な大統領として国連が承認すべきだと強調。グアイド氏の正統性を認める決議案を準備していると説明し、安保理理事国や加盟国に支持を呼びかけた。

 ベネズエラ情勢をめぐって、米国など50カ国以上が暫定大統領就任を宣言したグアイド氏を支持。一方、中露などはマドゥロ大統領の支持に回り、国際社会は二分している。

 ペンス氏は、マドゥロ氏を「不当な独裁者で退陣すべきだ」と非難し、退陣に向けて圧力政策を維持する考えを表明。国連に対しマドゥロ政権下にある国連大使の資格を無効にし、グアイド氏の指名する国連大使を置くように要求した。会合に出席したベネズエラの国連大使に対し「ここに居るべきではない。帰国し、マドゥロ氏に『時間切れだ』というべきだ」と直接呼びかける場面もあった。

 これに対し、ロシアのネベンジャ国連大使は「ベネズエラの危機収束を妨害しているのは米国の制裁と内政干渉だ」と述べ、米国への対立姿勢を鮮明にした。

 会合では、国連のローコック事務次長(人道問題担当)がベネズエラの人道状況について報告し、人口の4分の1に当たる700万人が緊急の人道支援を必要としているとの推計を発表した。

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