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北、米朝会談物別れで実務交渉者を更迭

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2月26日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を出迎えるためベトナム・ドンダン駅に到着した金革哲米国担当特別代表(中央、共同)
2月26日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を出迎えるためベトナム・ドンダン駅に到着した金革哲米国担当特別代表(中央、共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国紙、朝鮮日報(6日付)は複数の外交筋の話として、2月末にベトナム・ハノイで行われた米朝首脳会談の事前交渉を担当した北朝鮮の金革哲(キム・ヒョクチョル)米国担当特別代表が、物別れに終わった会談の責任を問われ対米交渉担当から外されたと報じた。

 同紙によると、金革哲氏のほか、事前交渉に加わっていた金聖恵(キム・ソンヘ)統一戦線策略室長も責任を問われている。米国の意向を把握できずに報告をしていたと問題視され、金革哲氏は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の直属組織である国務委員会から、元の所属先の外務省に戻されたという。金聖恵氏への措置は不明。

 また、首脳会談で北朝鮮側通訳を務めた女性も問責されたという。会談が物別れに終わったことを口にしたトランプ米大統領を金正恩氏が「もう一つ話すことがある」と引き留めようとした際、トランプ氏が席を立つ前に通訳できなかったことなどが理由という。

 金革哲氏と金聖恵氏は、1月に金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長の訪米に同行。2月には平壌とハノイで、ビーガン米国務省北朝鮮担当特別代表ら米代表団と首脳会談の議題を調整した。

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