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【新元号】中韓反応 万葉集出典に 中国紙「中国の痕跡消せぬ」 韓国紙「安倍政権の保守色を反映」

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御殿山トラストシティーに登場した新元号「令和」と記された提灯。奥には歴代の元号が並ぶ=1日、東京都品川区(桐山弘太撮影)
御殿山トラストシティーに登場した新元号「令和」と記された提灯。奥には歴代の元号が並ぶ=1日、東京都品川区(桐山弘太撮影)

 新元号「令和」については中国国営新華社通信(英語版)が公表直後に速報するなど中国メディアは高い関心を示した。インターネットでも中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」で「日本の新年号『令和』」がトレンドワードになった。

 新元号の出典が漢籍ではなく初めて日本古典となったことについて、中国紙の環球時報(電子版)は「中国の痕跡は消せない」の見出しで、引用元の「万葉集」も中国詩歌の影響を受けていると指摘。ネットユーザーの間では新元号のもともとの出典は後漢の文学者、張衡の韻文「帰田賦」だとの主張も目立った。

 中国外務省の耿爽(こうそう)報道官は1日の記者会見で、新元号について「日本の内政であり論評しない」と述べるにとどめた。

 一方、韓国の左派系紙、ハンギョレ(電子版)は1日、新元号の出典について「安倍晋三政権の保守的色が日本の古典を出典とする年号誕生の背景にあるようだ」との分析を掲載した。

 新元号決定を速報するインターネットの記事には、「『令和』になってからは、韓日関係が良くなることを祈ります」との書き込みがあり、多くの共感が示された。(北京、西見由章 ソウル、桜井紀雄)

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