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ICPO、孟前総裁の後任に韓国出身の金鍾陽氏選出 ロシアの対立候補

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ICPOの新総裁に選出された韓国人の金鍾陽氏(AP)
ICPOの新総裁に選出された韓国人の金鍾陽氏(AP)

 【パリ=三井美奈】国際刑事警察機構(ICPO、本部フランス)は21日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開いた総会で、中国で逮捕され辞任した孟宏偉前総裁の後任として、韓国出身の金鍾陽(キム・ジョンヤン)総裁代行を新総裁に選出した。総裁選ではロシアが対立候補を擁立し、米国が金氏への投票を呼びかけていた。

 金氏はICPOの複数いる副総裁の一人で、先月、孟氏の辞任に伴い総裁代行に就任した。ロシアはアレクサンドル・プロコプチュクICPO副総裁を擁立し、事実上、2人の対決になった。

 孟氏の逮捕を機に、米欧ではICPOの国際指名手配が政治利用されているとの批判が噴出し、ポンペオ米国務長官は20日、金氏の支持を表明。「法を重んじる国は信頼できる指導者を選んでほしい」と訴えた。

 ICPOをめぐっては、今年5月、プーチン露政権を批判する英国人実業家が国際指名手配によってスペインで一時拘束され、「ロシアはICPOを悪用している」(フェルホフスタット元ベルギー首相)との声が出ていた。

 金氏の任期は、孟氏の総裁任期だった2020年まで。総裁選には、194カ国・地域が参加した。

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