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海自護衛艦「かが」がシンガポールに寄港 中国を牽制

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18日、シンガポールに寄港中の海上自衛隊の護衛艦「かが」(吉村英輝撮影)
18日、シンガポールに寄港中の海上自衛隊の護衛艦「かが」(吉村英輝撮影)

 南シナ海とインド洋で長期訓練中の海上自衛隊護衛艦「かが」が18日、最後の寄港地シンガポールに入港した。艦上で記者会見した福田達也海将補は、今回の訓練が日本政府が掲げる「自由で開かれたインド太平洋戦略」に沿ったものだと強調。海洋進出を強める中国を念頭に、来年以降も訓練を継続する方針を述べた。

 かがは海自最大の護衛艦で全長248メートル、全幅38メートル。昨年3月に就役した最新鋭型で、哨戒ヘリなどのヘリを最大14機まで搭載し、洋上での拠点機能を持つ。8月26日から10月30日の日程ですでにフィリピン、インドネシア、スリランカ、インドに寄港し、各国海軍とそれぞれ、共同訓練などを行った。

 福田氏は、南シナ海やインド洋で多くの中国艦船が確認されたが「極めて自重し、法に基づいた行動をとっていた」とした。ただ、「法に基づかない行動をとれば脅威になる」とも指摘し、警戒感を示した。

 シンガポールでは18日、東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議が開幕(20日まで)。かがでは、同会議参加国の要人らを招いて艦上レセプションなども行い、存在感をアピールする。

(シンガポール 吉村英輝)

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