PR

【激動・朝鮮半島】拉致問題「既に解決」と北朝鮮ラジオが再主張 米朝首脳会談後に初

PR

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(ロイター)
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(ロイター)

 【ソウル=名村隆寛】北朝鮮の平壌放送は15日、「大勢に似合わない寂しい曲調」と題した論評で、「日本は既に解決された『拉致問題』を引き続き持ち出し、自分らの利益を得ようと画策している」と明言した。ラヂオプレス(RP)が伝えた。

 「拉致問題は解決済み」との主張は、これまでの主張の繰り返しだが、12日の米朝首脳会談でトランプ米大統領が日本人拉致問題を提起した後、北朝鮮メディアが報じたのは初めて。

 論評は、日本だけが「無謀な対朝鮮(北朝鮮)強硬政策にしつこくしがみついている」とし、「国際社会が一致して歓迎している朝鮮半島の平和の気流を必死に阻もうとする稚拙かつ愚かな醜態だ」と非難した。

 金正恩朝鮮労働党委員長が米朝首脳会談で、拉致問題に言及したかどうかは不明だが、論評は日本人拉致問題に対する北朝鮮の立場に変わりがないことを示している。対日交渉を念頭に、日本を牽制する意図がうかがえる。

この記事を共有する

おすすめ情報