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韓国「3・1独立運動」記念式典 日本統治下の刑務所で 日韓関係に影響必至 

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韓国「3・1独立運動」記念式典 日本統治下の刑務所で 日韓関係に影響必至 

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2015年8月12日、韓国・ソウルの西大門刑務所跡地を訪問し、モニュメントに向かってひざまづく鳩山由紀夫元首相 1/1枚

 【ソウル=名村隆寛】日本による朝鮮半島統治下の1919年に起きた「3・1独立運動」を記念する韓国の式典が今年は3月1日、ソウル市内の西大門(ソデムン)刑務所跡地で行われる。

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 西大門刑務所は日本統治時代に独立活動家らが収監された場所で、現在は歴史記念館として保存されている。韓国行政安全省は26日、文在寅(ムンジェイン)政権で最初のこの記念日を、「国民が参加し共感できる行事にする」と発表した。

 韓国では例年、記念式典を屋内で行っており、屋外では李明博(イミョンバク)政権の2010年に中部・天安(チョナン)市の独立記念館で実施されて以来8年ぶり。同省によると、文氏は会場となる刑務所跡地で演説する予定という。式典には市民や韓国駐在の外交官ら1300人余りが出席する見通しだ。

 韓国で西大門刑務所は、日本統治時代を最も象徴する場所として認識され、日本との歴史をめぐって国民感情を強く刺激する場所だ。文在寅政権として初めての3・1独立運動の式典会場に同刑務所跡地を選んだことは、文政権の対日政策の方向を示しており、今後の日韓関係にも影響を及ぼしそうだ。