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王岐山氏、全人代代表に選出 「国家副主席」就任の臆測も

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王岐山氏、全人代代表に選出 「国家副主席」就任の臆測も

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王岐山・前共産党中央規律検査委員会書記 1/1枚

 【北京=西見由章】中国共産党の前政治局常務委員、王岐山・前党中央規律検査委員会書記(69)が29日、第13期全国人民代表大会(全人代=国会)の代表に選ばれた。習近平国家主席(党総書記)の盟友として反腐敗キャンペーンを主導した王氏は昨年10月の党大会で最高指導部を引退。一部香港紙は3月に開かれる全人代で王氏が国家副主席に就任するとの見方を伝えており、今回の代表選出はさまざまな臆測を呼んでいる。

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 湖南省の地元メディアが29日、王氏を含む同省選出の全人代代表118人のリストを発表。王氏は過去5年の第12期全人代では北京市選出の代表だった。

 中国の国家副主席は現職の党中央委員や政治局員以外でも就任できるが、まず全人代代表として選出される必要がある。このため王氏の代表選出は国家副主席就任に向けた動きとの見方も広がっている。

 一方で、代表選出が必ずしも王氏の要職就任を意味しないとみる向きもある。北京のある政治研究者は「新設する国家監察委員会に対する全人代の監督業務などに関わる可能性もある」と指摘した。