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【中国共産党大会】中国共産党1中総会開会 2期目の習近平指導部選出

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中国共産党1中総会開会 2期目の習近平指導部選出

中国共産党大会更新
北京の天安門広場で掲揚される中国国旗=25日(共同) 1/1枚

 【北京=藤本欣也】中国共産党は25日、北京市内で第19期中央委員会第1回総会(1中総会)を開き、最高指導部メンバーの政治局常務委員や政治局員を選出した。習近平総書記(国家主席)=(64)=は記者会見で「建国100年(の2049年)に向けて奮闘努力する」と述べ、22年以降の長期政権へ意欲をにじませた。後継候補と目される人材は常務委員会には入れず、「1強体制」を盤石にした形で2期目をスタートさせた。

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 常務委員に選出されたのは、序列順に習氏、李克強首相(62)、栗戦書党中央弁公庁主任(67)、汪洋副首相(62)、王滬(こ)寧(ねい)党中央政策研究室主任(62)、趙楽際党中央組織部長(60)、韓正・上海市党委員会書記(63)の7人。

 習氏と李氏以外の5人は新任で、すべて政治局員からの昇格となる。

 このうち趙氏は、常務委員を退任した王岐山氏(69)の後任として、党中央規律検査委書記の職務を担当する。

 “ポスト習世代”といわれる50代の後継候補が常務委員に選出されるかが焦点だったが、共産主義青年団(共青団)出身で政治局員の胡春華・広東省党委書記(54)、習氏の側近の陳敏爾・重慶市党委書記(57)は常務委員会入りしなかった。陳氏は政治局員には選出された。

 習氏は、2022年以降の3期目を視野に、後継候補と目される人物を最高指導部に置かない道を選択した形だ。

 また、外交担当トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)・国務委員(67)も政治局員に選ばれた。副首相に就任する可能性も取り沙汰されている。

 来年3月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、新たな常務委員が兼務する政府の要職などが決まり、習政権が本格的に始動する。