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イラン閣僚不信任1人のみ 政権運営安定化の兆候

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イラン閣僚不信任1人のみ 政権運営安定化の兆候

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演説をするイランのロウハニ大統領=20日、テヘラン(AP) 1/1枚

 イラン国会は20日、2期目に就任した穏健派ロウハニ大統領が指名した閣僚候補17人の信任投票を行い、エネルギー相候補1人のみ信任を拒否した。国会で少数派となった反米保守強硬派が抵抗したが、大半の閣僚候補は次々に信任。1期目と比べ、政権運営が安定する兆しが鮮明になった。核合意に代表される対話外交は2期目でも基調になる見通しだ。

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 1期目に欧米などとの核合意や外国企業の投資誘致をけん引したザリフ外相やザンギャネ石油相は留任した。

 投票に先立ち、ロウハニ師は演説で「外相の最重要課題は核合意を支持することだ」と強調。イランへの圧力を強め、核合意の見直しを示唆するトランプ米政権をけん制した。

 新閣僚は約半数が新たな顔ぶれ。ロウハニ師は公約に女性の社会進出を掲げていたが、女性閣僚は誕生せず、支持者の一部からは不満の声も上がっている。(共同)