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ブラジル大統領、汚職事件で裁判回避

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ブラジル大統領、汚職事件で裁判回避

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ブラジルの首都ブラジリアで演説に臨むテメル大統領=1日(AP) 1/1枚

 ブラジル下院は2日の投票で、収賄罪で6月に起訴されたテメル大統領を刑事裁判にかけることを認めない決定をした。テメル氏は当面、任期中の裁判を回避し、大統領職にとどまることになった。

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 テメル氏に対しては汚職事件の捜査妨害容疑などの捜査も行われており、別途起訴される見通し。これらの事件についても、起訴後に下院で裁判を認めるか否かの投票が実施される予定で、同氏にとっては気が抜けない状況が続く。

 今後下院で仮に3分の2以上が裁判に同意することがあれば、テメル氏は停職となり、マイア下院議長が暫定大統領に就任する。

 テメル氏は今年3月から4月にかけ、ブラジルの食肉加工企業の幹部から、便宜を図る見返りに多額の賄賂を受け取った疑いが持たれている。テメル氏は容疑を否定し、辞任しない考えを示している。(共同)