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中満泉氏が国連事務次長に就任 軍縮トップ、邦人女性初

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中満泉氏が国連事務次長に就任 軍縮トップ、邦人女性初

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 国連の軍縮部門トップである軍縮担当上級代表(事務次長)に中満泉(なかみついずみ)氏(53)が1日、就任した。日本人女性が国連本部事務局の事務次長となるのは初めて。核軍縮に向けた国際的な取り組みを推進する役割を担うことになる。

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 国連では今年3月に核兵器を非合法化し廃絶を目指す「核兵器禁止条約」制定に向けた交渉が始まり、反対する核保有国と推進する非核保有国の対立が先鋭化している。中満氏は双方の調整役としての手腕も問われることになる。

 中満氏は1989年に国連入り。旧ユーゴスラビア紛争時に難民保護に当たるなど国連を代表する難民問題の専門家の一人で、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)法務官などを歴任。2014年11月からは国連開発計画(UNDP)危機対応局長を務めた。

 事務次長は、事務総長、副事務総長に次ぐ幹部ポストで現在、日本人は高須幸雄行政監理局長のみ。軍縮担当の事務次長は、2000年代に阿部信泰、田中信明両氏が務めていた。(共同)