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ドゥテルテ比大統領に「閣議来るな」と言われ決意 女性副大統領が辞表を提出

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ドゥテルテ比大統領に「閣議来るな」と言われ決意 女性副大統領が辞表を提出

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 【シンガポール=吉村英輝】フィリピンのロブレド副大統領(52)は5日、兼任する住宅都市開発調整委員会委員長(閣僚級)職について辞表をドゥテルテ大統領(71)に提出した。麻薬対策などでドゥテルテ氏との深い隔たりがあったためで、「全閣議にもう参加するな」と言われて決意したという。

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 ロブレド氏は、ドゥテルテ氏が進める麻薬対策で「超法規的殺人」が行われていると指摘。故マルコス元大統領の英雄墓地埋葬をめぐっても、ドゥテルテ氏との間で深い隔たりがあったとした。副大統領にはとどまる。

 ロブレド氏は今年5月、大統領選と同時に実施された副大統領選で、マルコス氏の長男、フェルディナンド・マルコス氏を下して当選した。ドゥテルテ氏はマルコス家との長年のつきあいを理由に、しばらくロブレド氏と面会もしなかった。7月に同委員会委員長に任命したが、同席したロブレド氏に「ショートパンツの方がいい」などと発言し、ロブレド氏が「不適切」と抗議するなど、2人の対立が表面化していた。

 ドゥテルテ氏は5日、辞表について「心は重いが受理する」と話した。

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