産経ニュース for mobile

韓国議員ら15日に竹島上陸へ 「韓国領土を守る意志を伝える」 日韓関係への波紋必至

記事詳細

韓国議員ら15日に竹島上陸へ 「韓国領土を守る意志を伝える」 日韓関係への波紋必至

更新

 【ソウル=名村隆寛】韓国の超党派の国会議員団が、日本の朝鮮半島統治からの解放記念日に当たる「光復節」の15日に竹島(島根県隠岐の島町)への上陸を計画していることが明らかになった。日本政府は外交ルートを通じて韓国政府に抗議した。日韓は12日、韓国の元慰安婦支援財団に日本政府が10億円を拠出することで大筋合意したばかり。上陸が決行されれば、改善の兆しがある日韓関係にも影響が及ぶのは必至だ。

<< 下に続く >>

 聯合ニュースによると、上陸を計画しているのは与党セヌリ党の羅卿●(ナ・ギョンウォン)議員を中心とした「国会独島(ドクト=竹島の韓国での呼称)訪問団」。同党議員6人のほか、最大野党「共に民主党」「国民の党」の議員ら計9人が名を連ねている。一行は15日午前、竹島に上陸し「独島警備隊」を激励するほか、韓国政府が設置している島の警備施設などを視察する。現地で一般の訪問客との懇談も予定しているという。

 一行を実質的に率いる羅氏はこれまで、韓国の女性議員として初の国会外交統一委員会委員長や、韓日議員連盟の女性委員長などを務めている。

 竹島上陸の目的について韓国側の関係者は「日本が独島の領有権を主張し続ける中、光復節を迎え、韓国の領土を守る意志を国民に伝えたい」などと説明しているという。先月25日には「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が竹島に上陸、今月9日にソウルで行われた日韓局長級協議で日本政府が韓国に強く抗議している。

 外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は13日、韓国の李煕燮(イ・ヒソプ)駐日公使に「竹島の領有権に関するわが国の立場に照らし、到底受け入れることはできない。極めて遺憾だ」と電話で伝え、計画の中止を要請。ソウルでも鈴木秀生臨時代理大使が韓国外務省の鄭炳元(チョン・ビョンウォン)東北アジア局長に抗議した。外務省幹部は「実際に上陸されるまで待つ理由はない。日本の立場は今後も明確に伝えていく」と強調した。

●=王へんに援の旧字体のつくり

プッシュ通知