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北京地裁、訴え不受理の方針 改革派雑誌「炎黄春秋」幹部解任めぐり

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北京地裁、訴え不受理の方針 改革派雑誌「炎黄春秋」幹部解任めぐり

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 中国の改革派雑誌「炎黄春秋」をめぐり、当局側が強引に幹部人事を決めたことに反発、出版社側が提訴していた問題で、北京市朝陽区の人民法院(地裁)は22日、訴えを受理しない方針を示した。関係者らが明らかにした。法院は理由を明らかにしておらず、関係者らが説明を求めている。

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 1991年創刊の同誌は共産党内部の改革派を後ろ盾に独自の編集方針を貫いてきた。当局側は12日付で、改革派重鎮で出版社の社長を務めてきた90代の杜導正氏を、高齢を理由に「解任」し、編集長らの交代も決めたと一方的に通知。杜氏ら出版社側は15日、憲法で定められた出版の自由を著しく侵害していると提訴していた。さらに当局側が新体制の下で出版を続ける構えを示しているため、雑誌の休刊を発表した。

 改革派の一人は「同誌への干渉は、習近平指導部が強めるメディア管理の一環だ」と反発している。(共同)