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脱獄の麻薬王、半年ぶりに拘束 メキシコ大統領「作戦終了」

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脱獄の麻薬王、半年ぶりに拘束 メキシコ大統領「作戦終了」

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 【ロサンゼルス=中村将】中米メキシコの海軍特殊部隊は8日、首都メキシコ市郊外の刑務所から昨年7月に脱獄した同国最大級の麻薬組織「シナロア・カルテル」の元最高幹部、ホアキン・グスマン受刑者(57)を発見し、身柄を拘束した。ペニャニエト大統領はツイッターに「ミッション(作戦)は終了した」と書き込んだ。

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 地元メディアなどによると、グスマン受刑者は同日朝、北西部シナロア州の宿泊施設で捕まった。身柄拘束に先立ち、宿泊施設の近くの民家に「武装した男がいる」との通報があった。治安当局が張り込んでいたところ、銃撃戦となり、特殊部隊が武装グループの5人を射殺、6人の身柄を確保し、グスマン受刑者の潜伏先を突き止めた。

 「麻薬王エル・チャポ」と呼ばれるグスマン受刑者は昨年7月、刑務所独房のシャワー室に堀った穴から地下に降り、約1・5キロのトンネルをオートバイで走り抜けて脱獄した。逃走を手助けした刑務官らが逮捕され、グスマン受刑者には懸賞金がかけられていた。2001年1月にも、8年間収監されていた刑務所から洗濯かごに隠れて脱獄したことがある。