産経ニュース for mobile

【イスラム国】ヨルダン政府「ヨルダン機撃墜」と発表、パイロット1人拘束 米は否定

記事詳細

【イスラム国】ヨルダン政府「ヨルダン機撃墜」と発表、パイロット1人拘束 米は否定

更新

 【カイロ=大内清、ワシントン=青木伸行】ヨルダン政府は24日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対する有志連合の空爆作戦に参加していた自軍機がシリア北部で墜落し、パイロット1人がイスラム国側に拘束されたと発表した。

 ヨルダン軍機をめぐっては、イスラム国側が「撃墜した」と主張したのに対し、空爆を主導する米中央軍は24日、イスラム国による撃墜ではないとの声明を発表。撃墜が事実ならイスラム国が有志連合の航空機を撃墜した初のケースとなるが、情報はなおも錯綜(さくそう)している。

 米中央軍は「イスラム国が主張しているような撃墜でなかったことは、証拠が明らかに示している」と否定。さらに「この不幸な墜落を、自らの目的のためにゆがめ利用しようというイスラム国の企てを容認できない」と批判した。ただ、撃墜ではないと判断した「証拠」や墜落の詳しい原因には言及しなかった。

 一方、イスラム国系のウェブサイトなどは、携行式対空ミサイルで戦闘機を撃墜したとして、同機から脱出後に拘束されたヨルダン人パイロットがイスラム国戦闘員に囲まれている写真や身分証などを公開している。

 ヨルダン軍機は、イスラム国が「首都」と位置づけるシリア北部ラッカ付近への空爆に参加。9月に始まったシリアでの空爆作戦には、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)なども参加している。

ランキング