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大阪北部地震の小学校ブロック塀倒壊、高槻市職員ら不起訴 大阪地検

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大阪北部地震で倒壊した寿栄小学校のブロック塀=平成30年6月18日、大阪府高槻市
大阪北部地震で倒壊した寿栄小学校のブロック塀=平成30年6月18日、大阪府高槻市

 平成30年6月の大阪北部地震で大阪府高槻市立寿栄(じゅえい)小学校のブロック塀が倒壊し、同校4年の女児=当時(9)=が死亡した事故で、必要な点検などを怠ったとして、業務上過失致死容疑で大阪府警に書類送検された当時の同市教委の幹部ら4人について、大阪地検は30日、いずれも不起訴処分(嫌疑不十分)とした。

 事故は30年6月18日朝に発生。最大震度6弱の地震で、同小のブロック塀が倒れ、登校中の女児が下敷きになって死亡した。

 府警は昨年12月20日、防災専門家から塀倒壊の危険性を指摘されていたのに目視や打診検査で「倒壊の恐れがない」と判断し、耐震性を詳しく確認することを怠ったとして、検査時に市教委学務課に所属していた男性課長(63)ら市職員3人を書類送検。倒壊前最後の塀の法定点検に携わったビル管理会社の男性社員(44)についても、塀の表面の変色などから内部の劣化を認識できたとして併せて書類送検していた。

 地検は「捜査を尽くしたが、起訴するに足るまでの事実が認定できなかった」としている。

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