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滋賀・伊香は21世紀枠落選 「夏こそ甲子園に」 

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小島監督(左から4人目)からハッパをかけられる伊香ナイン。夏に向けて気持ちを切り替えていた=24日、滋賀県長浜市の伊香高校
小島監督(左から4人目)からハッパをかけられる伊香ナイン。夏に向けて気持ちを切り替えていた=24日、滋賀県長浜市の伊香高校

 第92回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園球場)の出場校を決める選考委員会が24日、大阪市内で開かれ、21世紀枠の候補に選ばれていた伊香(滋賀県長浜市木之本町木之本)は出場3校に選ばれず、補欠1位となった。春夏連続だった昭和62年以来、33年ぶりの甲子園出場は夏の大会に持ち越しとなった。

 同校にはOBや地元の後援会関係者らも集まり、吉報を待ったが、あったのは補欠1位という連絡。選手18人を含む部員22人はグラウンドに集合し、山田薫校長から説明を受けると、落胆の表情を見せた。それでも山田校長から「夏は実力で予選を突破して甲子園に行ってほしい」と激励され、小島義博監督から「選ばれなかったが、こういう経験が人を強くする。地域の人たちには夏に恩返ししよう」と声をかけられると、気持ちを切り替えていた様子だった。

 主将の竹原壮吾捕手は「甲子園に行きたい気持ちがよけいに強くなった。バッティングを強化したい」と話した。140キロ台の速球が武器で、昨秋の県大会ベスト4進出の原動力となった隼瀬一樹投手は「春、夏の滋賀大会を制して甲子園に行く。ストレートの質を良くして、勝てる投手になりたい」と誓った。

 21世紀枠は地域貢献や学業との両立、災害や過疎といった困難の克服など、高校野球の模範的な活動を実践するチームを選ぶ特別出場枠。今季は暖冬のために雪はないが、県内有数の豪雪地帯にある伊香は、通学路や高齢者宅の雪かき、学校周辺の清掃活動といった取り組みによる地域への貢献などが認められ、昨年12月、21世紀枠の近畿地区候補校に選ばれていた。竹原主将は「地域のための活動はこれからも変わらずにやっていきたい」と話した。

 滋賀県からは平成21年の彦根東、30年の膳所が21世紀枠で甲子園出場を果たしている。

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