PR

万博のインフラ対策で大阪市長「橋ありきではない」

PR

松井一郎大阪市長(南雲都撮影)
松井一郎大阪市長(南雲都撮影)

 2025年大阪・関西万博の会場となる人工島「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)に、万博の運営主体である「日本国際博覧会協会」がアクセス強化のための新橋設置を要望したことについて、松井一郎市長は24日、「根拠のある数字をもとにインフラ整備を考えている。(混雑対策は)橋ありきではない」と否定的な見方を示した。市役所で記者団の質問に答えた。

 松井市長は、橋を新設すれば現在の航路が確保できなくなり、災害時の危機管理にも影響すると指摘。混雑の一因である物流車両の流入を減らすため、隣接エリアでコンテナターミナルを再整備する方が効果的だとして、令和2年度の予算に調査費を計上する考えを明らかにした。

 夢洲では近年コンテナ取扱量が増加し、交通渋滞が常態化している。松井市長は「来場者が押し寄せるピーク時は荷物の積み降ろし場所を変えてもらうとか、物流事業者の大きな負担にならないやり方を考えたい」と述べた。

 また人工知能(AI)を活用した入退場調整など、ソフト対策の有効性も強調。アクセス強化については協会側と引き続き協議するとした。

この記事を共有する

おすすめ情報