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C大阪とG大阪、「関西復権」に巻き返し期す

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C大阪のチーム始動記者会見でポーズをとるロティーナ監督(前列中央)と新加入の選手ら=大阪市此花区(北川信行撮影)
C大阪のチーム始動記者会見でポーズをとるロティーナ監督(前列中央)と新加入の選手ら=大阪市此花区(北川信行撮影)
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 東京五輪イヤーのサッカー、Jリーグは2月21日に開幕する。昨季は5位に終わったC大阪と7位のG大阪にとっては、巻き返しを期すシーズンとなる。両クラブとも既に、新加入選手を発表する記者会見を行い、チームも始動済み。元日の天皇杯全日本選手権決勝で初タイトルを手にした神戸に続き、「関西復権」の狼煙を上げることができるか。C大阪とG大阪の戦力を探った。

 ■育成掲げ、若返り図る

 C大阪の新加入選手は下部組織のアカデミーから昇格する選手も含めて18人。約6年ぶりにフロントに復帰したチーム統括部の梶野智部長は「クラブの哲学である育成を意識した。レンタルで他チームに出ていた選手を戻し、彼らが出場機会をつかみ取るチャンスを与えようというのが編成方針」と説明する。

 18人中、最高齢がレンタルバックのMF秋山大地と、オイペン(ベルギー)から加入したFW豊川雄太の25歳。昨年のU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)日本代表に飛び級で選ばれた17歳のMF西川潤(桐光学園高)ら10代の選手が8人を占める。

 昨季のJ1リーグ最終戦のC大阪先発メンバーの平均年齢は28・82歳。新戦力がうまくかみ合えば、大幅な若返りが図れそうだ。

 2季目の指揮を執るスペイン人のロティーナ監督は「昨季は新たなフィロソフィー(哲学)を導入した。最初は苦しんだが、(浸透させるという目標は)達成できた。今季はそのプレーモデルを改善し、高めていく」とスタイル継続を訴える。横浜Mに移籍したMF水沼宏太らの穴を埋めることが期待される豊川は「能力の高い選手が多く、ゴールを奪うことに集中したい」と抱負を話した。

 「最低でもアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を勝ち取り、悲願のリーグ優勝を目指したい」とは森島寛晃社長。1995年にJリーグ入りして25年となる節目のシーズンをタイトルで飾れるか。

 【IN】

小池裕太←シントトロイデン(ベルギー)

安俊洙←鹿児島/復帰

山田寛人←琉球/復帰

秋山大地←山形/復帰

坂元達裕←山形

島村拓弥←京都/期限付き

豊川雄太←オイペン(ベルギー)

庄司朋乃也←大分/復帰

喜田陽 ←福岡/復帰

前川大河←福岡/復帰

山内寛史←町田/復帰

永石拓海←山口/復帰

藤尾翔太←C大阪U-18

松本凪生←C大阪U-18

吉馴空矢←C大阪U-18

西尾隆矢←C大阪U-18

田平起也←神戸弘陵高

西川潤 ←桐光学園高

 ■3季目宮本監督、手応えを結果に

 昨季は一時、J2降格圏の17位まで沈んだが、終盤の7試合は5勝1分け1敗。チームづくりの手応えを感じて新シーズンを迎えるG大阪の宮本恒靖監督は「昨季の反省を踏まえ、前半の早いところで勝ち点を多く取りたい」とスタートダッシュの青写真を描く。

 新加入の選手は、期限付き移籍から復帰する選手も合わせて14人(うち、G大阪ユースからの昇格は3人)。期待がかかるのは、鳥栖から移籍した27歳のFW小野裕二。昨季は19試合の出場で無得点と結果を残せなかったが、17歳で横浜Mのトップチーム入りし、早くから欧州に渡るなど、技術力の高さは折り紙付き。昨季途中に復帰したFW宇佐美貴史らとの融合で、新境地を開けるか。

 「柔軟性を持っている」と宮本監督。小野は「G大阪はボールを保持して攻撃的なサッカーをする印象がある。それだけでは勝てないので、点を取れるチームにしたい」と意気込みを話した。

 昨季の54得点はリーグ4位タイだが、失点も48。3季目の指揮となる宮本監督は「強みである攻撃的な部分を磨き、守備的なところも整備したい。チームとしていかに戦うのかというところをより明確にしたい」と話す。2016年から本格使用が始まったパナソニックスタジアム吹田の観客動員が昨季は初めて前年を上回った。「みんながタイトルを取らなきゃいけないと思っている」と宮本監督。G大阪の真価が問われるシーズンとなる。

【IN】

タビナス・ジェファーソン←川崎/期限付き

市丸瑞希←岐阜/復帰

石川慧 ←鳥栖

小野裕二←鳥栖

新里亮 ←磐田/期限付き

呉宰碩←FC東京/復帰

猿田遥己←柏/期限付き

一森純 ←岡山

シン・ウォノ←ボイン高(韓国)

唐山翔自←G大阪ユース

塚元大←G大阪ユース

川崎修平←G大阪ユース

山本悠樹←関学大

黒川圭介←関大

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