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【大阪国際女子マラソン】大同美空 初マラソン、野口みずきの背中を追って

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岩谷産業の大同美空=7日午後、維新みらいふスタジアム(鳥越瑞絵撮影)
岩谷産業の大同美空=7日午後、維新みらいふスタジアム(鳥越瑞絵撮影)

 マラソンで輝くことを目標としてきた。そのために選んだ道が、2004年アテネ五輪金メダルの野口みずきさんを育てた広瀬永和(ひさかず)監督の指導を仰ぐこと。

 「高校のときは強い選手ではなかったので、実業団からは声がかからなかった」。ただ、実業団を探す中で、岩谷産業に創部される陸上競技部に広瀬監督が就任することを知り、すぐに入部を決断。17年4月創部のチームの1期生として信頼関係を築いてきた。今でも「運命を感じている」と興奮を隠せない。

 入部後は監督の課す練習に食らいつき、着実に力もつけてきた。初マラソンを見据えて出場した昨年12月の山陽女子ロードでもハーフマラソンの自己記録を更新。「マラソンにつなげる、いいレースができた」と手応えも口にした。

 42・195キロには距離の面でもちろん不安はあるが「いよいよかという気持ち」と胸を高鳴らせる。最初にマラソンに憧れを抱いたのは小学1年生のとき。アテネ五輪で金メダルを獲得した野口さんの走りをテレビで見て、心を奪われた。「ただただ、すごいなと思った」。それ以降、野口さんは憧れの存在。それだけに一番の目標は野口さんの日本記録(2時間19分12秒)の更新だ。

 その第一歩となる大阪国際で目指すのは2時間半切り。今後、マラソン選手として戦う上で最低限必要とされるタイムになる。レースでは持ち味の長いストライドを生かしながら自分のペースを貫く決意で「まずは自分の力を出し切りたい」と意気込む。会社が本拠を置く大阪で走ることも楽しみの一つで「第二の故郷という感じなので応援が力になると思う」と笑顔もみせる。

 初マラソンをステップに目指していく舞台は東京五輪の次に控える24年パリ五輪だ。「大阪国際をきっかけにマラソンで強くなりたい」。世界への道はここから始まる。(宇山友明)

=おわり

 だいどう・みく 1998年11月24日生まれ、21歳。福井県出身。アテネ五輪金メダルの野口みずきにあこがれて陸上を始め、敦賀気比高から2017年に岩谷産業の1期生として入社。今回が初マラソン。ハーフの自己ベストは1時間11分33秒(19年山陽女子ロードレース)。165センチ、46キロ。

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