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新型肺炎 「対応しようがない」春節前に大阪・ミナミで不安の声

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観光客でにぎわう黒門市場。春節の時期は毎年、多くの中国人観光客が訪れる=23日午前、大阪市中央区(南雲都撮影)
観光客でにぎわう黒門市場。春節の時期は毎年、多くの中国人観光客が訪れる=23日午前、大阪市中央区(南雲都撮影)

 中国・武漢市から感染が広がった新型コロナウイルスによる肺炎。春節(旧正月)の大型連休が始まる24日を目前に控え、大勢の訪日客が見込まれる国内の観光地では、さらなる感染拡大を懸念する声が上がっている。大阪・ミナミの店舗では、消毒液を備えるなどの対策が始まった。

 「感染者が訪れる可能性はあるが、対応のしようがない」。訪日外国人客に人気の観光スポット、黒門市場(大阪市中央区)で、同市場商店街振興組合の国本晃生(あきお)事務長(50)は不安を吐露した。

 毎年、春節の時期は市場を往来する客の大半が中国人になるといい、「市場への入場を制限するわけにもいかない。様子を見守るしかない」と話す。

 同市場で訪日外国人客に人気のカレー店「ニューダルニー」を営む吉田清純さん(71)は店内に消毒液のボトルを設置。来店者に手洗いの徹底をお願いしているという。「できることは少ないが、予防できるならやっておきたい」

 同市場以外でも対応は進む。戎橋筋商店街振興組合では、2週間以内に武漢への滞在歴があり、体調に異変を感じた際にはマスクを着用することや、事前連絡の上、医療機関で診察を受けることを推奨する内容のチラシを商店街に掲示する。

 マスク姿で心斎橋筋商店街を歩いていた同市中央区の会社員、本郷里美さん(31)は「しばらく通勤でマスクが手放せなくなりそう」と不安そうな表情を浮かべていた。

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