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認知障害発見へ共同研究 パナ、循環器病センターと

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パナソニックがドアに設置したセンサー=21日、大阪府吹田市
パナソニックがドアに設置したセンサー=21日、大阪府吹田市

 パナソニックは21日、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)と共同で、認知症の前段階とされる「軽度認知障害(MCI)」を早期発見するシステムを研究すると発表した。高齢者向けの住宅に複数のセンサーを設置し、日常生活の様子を観察。わずかな行動の変化を見逃さず、発症の兆候を探る。将来的に実用化を目指す。

 パナソニックが吹田市に建設した高齢者向け複合施設で、2月から始める。入居者の同意を得た上でドアやベッド、トイレなど室内のさまざまな場所に機器を設置する。

 例えば、ドアには見守り機能を兼ねたセンサーを置き、深夜など不自然な時間に外出していないか把握する。ベッドでは就寝や起床時間のほか熟睡度合いを測る。トイレの使用頻度も調べ、生活リズムを把握する。取得したデータはパナソニックと国立循環器病研究センターで分析に当たる。

 軽度の認知障害の疑いが見つかった場合、利用者に医療機関での受診を促す。研究結果は2年後をめどにまとめる。

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