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災害対応力磨け 摂津市職員トラック研修

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トラックの荷台を操作する摂津市職員=同市内
トラックの荷台を操作する摂津市職員=同市内

 災害時に職員が慣れないトラックなどの運転をスムーズにできるようにするため、大阪府摂津市は職員を対象にした運転研修を実施している。市内は昨年、6月の大阪北部地震や9月の台風21号で被災。昨夏に市内の自動車教習所でスタートし、今夏も実施した。担当者は「災害時に車両は必要不可欠。来年以降も続ける」としている。

 災害時には、物資運搬やがれき収集などで、乗用車に比べて車体が大きいトラックなどの運転が必要になる。大阪北部地震や台風21号では、そうした車両の運転に慣れた職員へ運転依頼が集中した。

 昨年、職員を対象にアンケートを実施したところ、回答した460人のうち9割以上の450人が普通免許を所持していたものの、このうち1年以上運転していないケースがほぼ1割の50人いたことが判明した。

 運転研修は、こうした実情を踏まえて実施しており、今回は、乗用車のほか、給水タンク車や、がれきなどを集めるごみ収集車、トラックといった普通免許で運転できる計14台の市公用車を準備。41人が参加し、S字カーブや車庫入れなど、苦戦しながらも運転技術の向上に励んだ。

 ほぼ1年ぶりに車を運転したという女性職員は「災害時など非常事態が起きれば、戦力になれるようにしておきたい」と話した。

 市防災管財課の川西浩司課長は「災害時には、車両を効率良く安全に稼働させることも課題の一つ。課題をクリアしていくことで、防災力向上につながる」としている。

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