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アンドロイド、訓練ロボ、超小型衛星 関西企業がG20で技術アピール

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G20大阪サミット 「レオナルド・ダ・ヴィンチアンドロイド」海外メディアも興味深く写真を撮るなどしていた=28日午後、大阪市住之江区(彦野公太朗撮影)
G20大阪サミット 「レオナルド・ダ・ヴィンチアンドロイド」海外メディアも興味深く写真を撮るなどしていた=28日午後、大阪市住之江区(彦野公太朗撮影)

 大阪市で開催されている20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)を商機につなげようと、関西企業が最新技術や新製品をアピールしている。会場の「インテックス大阪」にある国際メディアセンターに展示コーナーを設置。各国メディア向けに、ものづくり企業が集積する地域ならではのアイデアを発信している。

 「Hello everybody(みなさん、こんにちは)」

 大阪府市や経済団体が設けたスペースでは、大阪大などが開発したレオナルド・ダ・ヴィンチそっくりのアンドロイドが、刻々と表情を変えながら英語で自己紹介をしている。

 人間らしいしなやかな動きを可能にしているのは、特殊精密バルブ機器を手がけるフジキン(大阪市北区)の空気圧制御技術だ。モーターと違って音が出ないため、自然な演出ができるという。CS・マーケティング本部の中村浩一さんは「偉人を現代によみがえらせることで科学の素晴らしさを知ってもらいたい」と意気込む。

 村田製作所は、完全に停止しても倒れない自転車型ロボット「ムラタセイサク君」を公開。サドルの下にあるセンサーで傾きを検知し、車体のバランスを制御する仕組みだ。担当者は「技術は車の自動運転にも通じる」と自信を見せる。

 政府が設けた展示スペースには、G20の議題の一つでもある海洋プラスチックごみの削減など社会課題の解決につながる技術が並んでいる。

 レンゴーは、化粧品などの原料に使われるプラスチック粒子を代替できる生分解性の素材をPR。カネカは、海中でも分解される生分解性プラスチックで作った食器を紹介している。カネカの武岡慶樹常務執行役員は「環境規制が厳しい欧州のメディアを中心に反響が大きい」と話す。

 パナソニックは、来年発売予定のAI(人工知能)技術を搭載した高齢者向けの歩行トレーニングロボットを披露。川崎重工業は、故障した人工衛星の部品などの宇宙ごみを回収する超小型衛星の模型を出展している。

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