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阪急石橋駅「石橋阪大前」へ 109年の駅名変更

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「石橋阪大前」へ名称変更が検討されている阪急石橋駅=大阪府池田市
「石橋阪大前」へ名称変更が検討されている阪急石橋駅=大阪府池田市
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 阪急電鉄が、宝塚線・箕面線石橋駅(大阪府池田市)を今秋にも「石橋阪大前」とする方向で検討している。開業以来109年にわたり続く駅名だが、近くに大阪大豊中キャンパスがあるため変更を検討。地元商店街は「石橋駅といえば阪大。これで知名度も上がる」と歓迎しており、正式決定すれば、大阪大3キャンパスの最寄り駅の3駅とも「阪大」の名称がつくことになる。(張英壽)

 石橋駅は、阪急電鉄前身の箕面有馬電気軌道が明治43(1910)年に開業した当時からある駅名。阪急電鉄は豊中キャンパス近くにある立地を明確にするために駅名変更を検討したとしており、すでに池田市や地元の石橋商店街の関係者に伝えている。豊中キャンパスは豊中市内にあるが、石橋駅から徒歩十数分の距離で、石橋商店街は学生らと協力したイベントで密接に交流してきた。

 石橋商店街の店舗でつくる石橋商店会元会長の堤洋一さん(56)は十数年前から学生と協力して商店街での文化祭や将棋大会、小中学生への学習指導、坂を駆け上がるイベントを手がけてきた。「石橋といえば、やはり阪大。石橋駅は伝統ある駅名だが、新駅名にその名称は残る。ここの土地を表すのにぴったりで、知名度も上がる」と喜び、「駅名に『阪大』が入ることで、地方からやってきた学生にもわかりやすくなる」と話す。

 大阪大も駅名に「阪大」が入ることを「うれしい話」と歓迎。池田市地域活性課の担当者は「石橋商店街と阪大は協力の歴史がある。まちおこしにつながってくれれば」と期待する。

 大阪大は文学部や法学部などがある豊中キャンパスと、医学部や人間科学部などがある吹田キャンパス(吹田市、茨木市)、外国語学部がある箕面キャンパス(箕面市)に分かれている。最寄りの駅は、吹田キャンパスが大阪モノレール「阪大病院前」で、2年後に移転予定の箕面キャンパスが、令和5(2023)年度を目標に延伸される北大阪急行「箕面船場阪大前」となる。

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