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【フェルメール事典】第3部(9)「再発見」忘れ去られた没後の200年

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ヨハネス・フェルメール《恋文》1669-1670年頃 アムステルダム国立美術館 Rijksmuseum. Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt, 1893
ヨハネス・フェルメール《恋文》1669-1670年頃 アムステルダム国立美術館 Rijksmuseum. Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt, 1893
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 30歳の若さで芸術家が所属する「聖ルカ組合」の理事になるほど名声を得たフェルメール。だが、作品の多くが個人の所蔵で世間の目に触れにくかったこともあり、死後はすっかり忘れ去られてしまう。

 そんなフェルメールを没後200年で「再発見」したのが、フランス人の美術評論家、トレ=ビュルガーだった。1866年にフェルメールを含む過去の巨匠たちの大回顧展を開催するなどし、一気に注目の画家に引き上げた。

 1995~96年に米国とオランダで開かれた「フェルメール展」によって、人気は世界屈指のものに。日本でのブームを巻き起こしたのは、平成12年に大阪市立美術館で開かれた「フェルメールとその時代」展。その後はフェルメール作品を目玉とした展覧会が何度も開催され、17世紀オランダを代表する画家として、レンブラント・ファン・レインと双璧をなす存在になっている。

     

 「フェルメール展」に登場する作品の背景や作者をキーワードに、17世紀オランダ絵画の魅力に迫ります。

 【ガイド】「フェルメール展」 大阪市立美術館(同市天王寺区)で5月12日まで。入館料は一般1800円など。問い合わせは06・4301・7285(大阪市総合コールセンターなにわコール)。

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