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【選抜高校野球】市和歌山が十一回サヨナラ「タイブレークまでに決めたかった」

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呉(広島)-市和歌山(和歌山)11回、サヨナラ安打を放つ市和歌山・片上柊也。投手・沼田仁=甲子園球場(鳥越瑞絵撮影)
呉(広島)-市和歌山(和歌山)11回、サヨナラ安打を放つ市和歌山・片上柊也。投手・沼田仁=甲子園球場(鳥越瑞絵撮影)
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 選抜高校野球は開幕試合から息詰まる延長戦となった。開会式直後の独特の緊張感の中、市和歌山は2-2で迎えた十一回、2死二塁で8番の片上が中前に鮮やかに抜けるサヨナラ打。和歌山県勢として春通算100勝目となり、「自分で決めるつもりだった。うれしいの一言」と声を弾ませた。

 片上は4打席目まで無安打。呉のエース沼田仁のスライダー主体の投球に苦しめられていた。ただ、「打席で必ず一度は内角寄りに真っすぐが来ていた」と冷静に分析。十一回の打席では、狙い通りに直球をはじき返し、半田監督は「練習では良かったので、どこかで打つだろうと思っていました」と目を細めた。

 昨年春からタイブレーク制が導入され、十三回からは無死一、二塁に走者を置いた状態で始めるルール。1点リードの九回にスクイズで同点に追い付かれ、相手に流れが傾いていただけに、指揮官は「やきもきした展開だった」と実感を込める。片上も「タイブレークになったら、不利になると思っていたので、絶対にそれまでに決めたかった」。殊勲の一打がナインの緊張感も吹き飛ばした。(丸山和郎)

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