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和牛受精卵、自ら大阪に運搬 流出元の牧場経営者、積極関与か

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送検される松平哲幸容疑者=22日午前8時35分、大阪市城東区
送検される松平哲幸容疑者=22日午前8時35分、大阪市城東区
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 和牛の受精卵と精液が中国に不正輸出された事件で、受精卵などの流出元である徳島県吉野川市の牧場経営、松平哲幸容疑者(70)=家畜伝染病予防法違反容疑などで逮捕=が、自ら大阪まで受精卵などを運んでいたことが22日、大阪府警生活環境課への取材で分かった。

 同課は同日、松平容疑者を送検。松平容疑者が、受精卵などの不正輸出に積極的に関与していた疑いがあるとみて、詳しい経緯などを調べている。

 同課などによると、松平容疑者は数年前から計5回、不正に中国に持ち出された受精卵などを販売。依頼主は中国・海南島の牧場関係者の可能性があり、焼き肉店経営の前田裕介容疑者(51)=同容疑などで逮捕=を経由して、無職の小倉利紀容疑者(64)が大阪市住之江区の港から、フェリーで中国・上海まで運んでいた。

 松平容疑者は知人の日本人男性に、徳島から大阪まで受精卵などを運んでもらっていたが、自ら港まで持参し、前田容疑者に渡したこともあったという。小倉容疑者が中国に運んだ5回のうち、逮捕容疑の事件では中国当局が持ち込みを認めなかったが、残りの4回では受精卵などが中国国内に流出したとみられる。

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