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「自動運転」視野に連携 広島・福山市とトヨタ・ソフバン出資会社

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自動運転社会を見据えた連携協定を結んだモネ社の宮川潤一社長(左)と枝広直幹社長=広島県福山市役所
自動運転社会を見据えた連携協定を結んだモネ社の宮川潤一社長(左)と枝広直幹社長=広島県福山市役所

 ソフトバンクとトヨタ自動車の共同出資で、自動運転車両によるビジネス展開を目指して立ち上げられた「モネ・テクノロジーズ」社と広島県福山市が20日、来るべき自動運転社会を視野に入れた次世代運行サービスに関する連携協定を結んだ。予約制乗り合いタクシーの実証実験を25日から同市服部学区で実施する。

 モネ社は、次世代型「オンデマンドモビリティサービス」の提供に向けた提携を、同市など全国17自治体と始めると発表。協定締結と実証実験開始は横浜市と愛知県豊田市に続いて3番目で、中国地方では広島県府中市と東広島市が締結などに向けて同社と協議を進めている。

 福山市での実証実験は、高齢化が進む中山間地でのオンデマンドモビリティサービスに対するニーズなどの基礎データを集めるのが主な目的。期間は5月31日までで、同学区の自宅周辺からJR福塩線駅家駅や中心市街地への路線バスに乗り継ぎできる停留所まで片道10~12キロのルートを朝、昼、夕方の1日3往復、無料の乗り合いタクシーを運行する。

 利用できるのは原則として同学区の居住者で、事前のモニター登録が必要。利用する場合は前日午後5時までに、運行会社の「アサヒタクシー」(084・957・4000)に電話予約すれば、自宅近くまで迎えに来てもらえる。2回目の利用からは、スマートフォンの専用アプリによる予約が推奨される。

 同社は、無料運行以外の利用データも集めて適切な運行ノウハウを探るとしており、今回の実験終了後、今秋をめどに有料運行開始に向けて検討する。

 締結式は市役所であり、枝広直幹市長と宮川潤一社長が協定書に署名。枝広市長は「自動運転の実現を見据えた取り組みを進めることにより、生活利便性の追求や経済効果だけでなく、地域に潜在している課題を明らかにし、解決する効果を期待している」と歓迎した。

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